こんな記事を見つけました。

最近、叩かれている朝日新聞ですが、権力と対峙するマスコミがなければ、民主主義など絵に描いた餅です。今日、朝日新聞のデジタル版を読んでいたら、こんな記事を見つけました。正直感動しました。原文はこちらから。

人は変わる

大抵の医者は、その職業を目指している時、それぞれの思い入れを持っています。「おばあちゃんが病気だったから」「仲良しの友達が難病だったから」あるいは、テレビや雑誌の情報から・・とにかく、どこかで社会の役に立ちたい、弱い人の味方でありたい。そう純粋に願っていた時代があるはずです。ところが、実際の仕事場はと言うと、「忙しい」「感謝されない」「結果が悪いと恨まれる」「病院から大切にされていない」「家で過ごす時間が無い」まあ、数え上げたらきりが無いほど、不満がたまります。そして、いつの間にか、あの頃の素朴な思いは埋もれ、自分の目の高さからみた風景しか見えないようになっていきます。それじゃ、ちょっと淋しい。

これが子どもの文章か?

この文章risouDRは、すごいです。病気になると、人は感覚が極限まで研ぎ澄まされます。生きている時間が凝縮されるというのでしょうか・・・それは子どもも同じです。倫太郎君の文章に解説を加えることは何もありません。難病の中学1年生が、「お兄ちゃんのために医者になりたい」と話し始めた4才の弟に向けて綴ったものです。コロも何度も読み返して、感動しておりました。医者にも政治家にも、忘れてはならぬ言葉ばかりです。

夢を持つのは、若者の特権ですが、その思いを持ち続けることは思いの外大変です。

■倫太郎君の「理想の医者」8カ条

・患者さんの家族、趣味など、患者さんの生活全体を見て接しよう。

・患者さんは、誰もが自分の受ける治療や検査などに、不安を抱えている。しっかり、分かりやすく説明してあげよう。

・患者さんは、いつ苦しみだすか分からない。大事なのは、その時に、君が患者さんのために、とっさに体が動かせるかだ。

・入院している患者さんにも、自分の生活がある。検査や治療は出来る限り患者さんの生活に合わせてやるべきだ。

・入院している患者さんにとって、ベッドは我が家のようなものだ。採血や問診に行く時は、人の家に行くような感じで行こう。

・患者や、患者の家族は、手術や検査の結果を心待ちにしている。終わったらすぐに知らせてあげよう。

・患者さんとの関係は、治療が終わればおしまいという訳ではない。

・医師はどんな状況でも諦めてはならない。思わぬ治療法があるかもしれないし、悪い状態は一時的なものかもしれないからだ。医師が絶望的と思っても、患者さんや家族にとっては違うかもしれない