1.2日目は松島→仙台観光→作並温泉

仙台丸ごとパスエリア

仙台丸ごとパスエリア

3連休の予報は、土曜日から次第に天気が崩れるも、日曜までは持ちます・・という感じでした。月曜日は太平洋側は曇り、山形は少し雨かも、って感じです。日曜日、天気はまずまず、9時1分発の仙石線(仙台→石巻)に乗って、本釜石で下車。そこから松島です。今日からは「仙台まるごとパス」という周遊券を使います。このフリー周遊券は2670円で、2日間エリアの公共交通機関がすべて乗り放題というものです。北は松島海岸、西は山形県の山寺駅、南は仙台空港、勿論仙台市内のループルバスをはじめ、市営バスもすべてフリーパス。二日しか効かないので、到着日は空港から仙台駅まで切符を買いましたが、これだけで650円でした。絶対パスがお得です。

2.本釜石から、松島。船は貸し切り状態

松島観光船

今回の旅で、やったーという場面が二度ありました。一つ目が本塩釜から松島への遊覧船です。最初は松島海岸まで行って、そこで遊覧船に乗る予定でした。ところが、ネットで調べると、塩釜から松島への周遊は同じお値段で、超穴場でした。それは松島へ着いた時に、いやという程分かったのですが、本塩釜で下車し、5分ほど離れた港から船に乗ったときは、実は「今日は天気がいいのに、あまりお客さんいないんだねぇ・・」って、感じでした。ここから出る観光船はニュー松島観光だけです。この船は1階から3階に分かれ、それぞれ料金が異なります。1階が普通料金で1500円、まるごとパスのサービスクーポン券を使って、1割引きの1350円。結構こまかい? でも、コロ夫婦は奮発して一番上の3階席を取ったのであります。追加料金はお二人様で3000円。ほぼ倍のお金を払った訳ですが、それには大きな理由があります。船はがらがらでしたが、3階にはもう誰も居なかったのであります。正確に言うと、1階の団体客さんに付き添った添乗員のお姉ちゃんが、役得で後ろの方のソファーにくつろでいましたが・・。何と言っても良かったのは、3階のソファー席以上に、前方のデッキが貸し切り状態で、松島湾の風景がまるで自分のプライベート空間のように目の前に広がっていたことです。こんな贅沢はおそらくもう二度と出来ないでしょう。誰も周りにいない一等室と最上階デッキ。写真も取り放題、会話も行動も誰にも気兼ねしなくてよい。気分は船貸し切り状態です。天気はどんどん回復し、少々肌寒い風もむしろ心地よく感じます。あー、幸せ、周囲に人の会話がないためか、スピーカーから流れてくるガイドもホント綺麗に聞き取れます。いや、こんなに幸せでいいのでしょうか?

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最後にこの旅の選択が超正解だったことが、松島海岸に到着して分かりました。桟橋には長蛇の列が、延々と続いていたのです。そうですよね。こんなに天気が良ければ、みんな遊覧船に乗りますよね。ここで並んだら確実に1時間は待たされるでしょう。おまけに人の目を気にしながら・・・。教訓:先達はあらまほしきものなり。

3.瑞巌寺から円通院へ

松島は、塩釜と打って変わって、人の波でした。特に遊覧船の船着き場は、人でごった返し、日本人って並ぶのが好きな人種なのだとしみじみ思いました。そういうコロ夫婦も昨晩は1時間以上、居酒屋の前で待ってましたが・・。さて、快晴の松島、どんどん暖かくなってきます。二人で焼きせんべいをかじりながら(これが今日の昼ご飯です)、瑞巌寺へ向かいました。あー、五大堂を回ってきました。ここも名所です。ちょっと湾に突き出た小島に立つお堂。お参りしてから、瑞巌寺へ向かいます。

瑞巌寺は何と、今改修中でした。主立った施設は、ほとんど入れず、普通は観光客も受け入れないものだと考えるのですが、なんちゅうか、しっかりした寺です。入場料はがっちり収納してました。公開されているところは、庫裡と、すなわち倉庫と宝物館だけでした。後者の宝物館は普段は別料金の施設らしいのですが、さすがに今回は無料公開となってました。こちらにすれば、全然無料だなんて思われませんが。まあ、そんなわけで国宝瑞巌寺の話はそのくらいで、隣の円通院です。ここの紅葉はそれは見事でした。おまけに案内のおじいさんがいい。門で入場料を払って(ここもサービスクーポン券で1割引)、いざ足を踏み出そうとしたところ、門前にフリルの着いた変な洋服を着たおじいちゃんが突然声を張り上げたのです。「みなさん、今から無料の案内が始まりますよ。話を聞くと、この紅葉がもっともっときれいに見えてくるよ」まあ、口上はかなりあやふやにしか覚えていないが、多分こんな感じだ。それから30分、じいちゃんの後ろを歩く観光客の人数は増える一方。ほんと、弁舌さわやかというか、立て板に水というか、伊達の歴史から、この寺に祀られる悲劇の若様の話まで、それはそれは楽しいひとときでした。コロの運勢は、二年分使い果たしたような気がします。とにかく、遊覧船といい、この円通院といい、思い出に残る旅となりました。皆さんも松島へお出かけの際は、この円通院は是非お立ち寄りください。円通院は京都のお寺に劣らない見所です。それに、今は毎日ライトアップされている上に、夜間コンサートもある由。穴場です。

円通院ガイドさん

伊達藩ヨーロッパ派遣隊が着ていた衣装だそうです

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4.午後は、仙台巡り

ここまでは、とんとん拍子という、ハイペースで観光が進んでいきました。要するに、せわしくなく動いていただけということですが・・。お昼の1時には、仙台駅に戻っておりました。手荷物は、朝仙台を出る特に、コインロッカーに預けてあります。

さて、仙台市内観光ですが、パンフレットや口コミによると、「るーぷる仙台」が便利とどこにでも書いてありました。というわけで、駅前のルーブル発着場に並ぶことにしました。ところが・・・そうなんです。快晴の仙台駅には、長蛇の列が既にできておりました。この手のバスは、今日本の至るところを走っています。金沢にも、 城下まち金沢周遊バス、なんてのがあって、15分間隔でぐるぐる名所を走ってます。予想通りというか、バスは一台では並んだ乗客をさばききれず、この5分後に増発された臨時便に、ぎゅうぎゅう詰めで何とか乗ることができました。結局、行ったところは、伊達政宗候が眠る「瑞鳳殿」と青葉城跡でした、それぞれに楽しかったのですが、混雑したバスのことばかりが記憶に鮮烈で、なんか疲れました。瑞鳳殿は、バス停から山道を10程登らなくてはなりません。多分、この山全体が伊達家の聖地ということなのでしょう。あー、青葉城で、戦国武将の格好をした、なんとか隊に出会いました。休日ですから・・・もうへとへとになって、仙台駅にたどり着き、「こんなことなら、松島にゆっくりして、早めに温泉へ行けばよかったね」と、夫婦で愚痴っていたのであります。

伊達政宗が眠る瑞宝殿

伊達政宗が眠る瑞宝殿

 

青葉城にある政宗の銅像

青葉城にある政宗の銅像

 

 

 

 

 

 

教訓:松島観光と仙台市内観光を一日でこなすのは欲張りすぎです。

5.ようやく作並温泉へ

午後4時1分発の仙山線、ようやく温泉に向かいます。作並駅に着いたのは、4時34分。旅館のバスが迎えに来てくれていました。サービスがいいことに、熱いタオルをいただきました。ちょっと、癒やされます。作並街道は夕方だと言うのに、仙台方面へ向かい車がビュンビュン走っています。もう、この時間になると、山里はすっかり日暮れです。宿に到着した頃には、もう周囲は灯りなしでは視認できません。

お宿は、作並温泉、岩松旅館です。ネットで予約しました。ここを選んだのは訳ありです。実は、今から、25年ほど前に、学会の帰りに立ち寄ったことがあります。旅館の名前も覚えていなかったのですが、ここの温泉だけは覚えていました。崖の上の旅館から、長い下り廊下を歩いて、渓谷にある露天風呂へ。その記憶が強烈でした。ネットで探し回り、何とか探し当てました。但し、夕食というか、食事は、当時よりずっとお手軽化していました。ブッフェスタイルで、なんかリッチなような、ただのバイキングのような・・・。オプション注文した仙台名物の牛タンは柔らかくて、さすがに堪能しました。食べ物の種類は豊富なので、ファミリーで行くには、いいところだと思います。平日だと結構お得の泊まれます。

食事もお部屋も期待はせず、さて温泉です。温泉はよかったです。というより、温泉が×だったら、ここへ来ません。もう一つ秋保温泉の佐勘も候補だったのですが、何となく昔の懐かしさに惹かれ、ここへ来てしまいました。エレベーターで地下2階、さらに長い廊下を八十八段、そこに目当ての露天風呂がありました。それも5つもお風呂があります。朝と晩、1時間半、女性専用タイムがありますが、他は、混浴です。まあ、混浴時間に女性がおいでることはまずないようです。このお風呂の写真は是非ご紹介したいのですが、なにせ「ビデオ、写真の撮影は固くお断りします」とでかでかと書いてあります。これでカメラを持って行けば、宿を追い出されるかもしれません。下手をすれば、翌朝の新聞ものです。というわけで、旅館のHPの写真を掲載しておきます。なんか、神秘的でしょう。ここのお風呂は、一見の価値、というより一浴びの価値があります。

特に深夜、誰もいない時間にせせらぎを見ながら、風を感じると、もう最高です。寿命が延びます。

岩松旅館の露天風呂です

岩松旅館の露天風呂です