2日目のランチは、結構垢抜けていた

さて、今回の旅は、実は食に拘った旅である。名よりは実。寝てしまえば、どこでも同じ。あまりにも不潔な部屋と、重すぎる布団はイヤだが、他は別にどうでもいい。帝国ホテルに泊まるのもいいが、ケチな私にはかえって寝付けない。そもそも東京は嫌いだ。嫌いな町で高いお金を払って、どうしてありがたがるのか、理解に苦しむ。有り体に言って、田舎向きの人間なのだ。、石垣島にいると、ほっとする。今回の旅は、目的は食べる旅・・自分なりにこだわる。それも一つの楽しみ方である。

2日目は定番の宮川の朝市。薄曇り、時々小雨。お店は少なめである。もう見慣れた風景なので、ここは割愛。さて、この日のランチの話である。私が選んだレストランは、高山の「KANZO」である。前にビストロが付く。ビストロって、私のイメージではくだけた感覚なのである。少し庶民っぽい、それでいて味にはうるさい。肩の凝らない、マニアックの店くらいなのだが・・・。この店は、結構おしゃれだ。金沢で予約したら、「えっ、金沢ですか? 遠いところを・・」と聞いて、途端に不安になった。大丈夫かいな???

KANZOの内観

KANZOの内観

ところが、そんな心配はまるでトンチンカン。お店は連休だというのに意外にすいていた。でも、フレンチとイタリアンを足して2で割ったようなお食事は、殊の外、美味。味付けが本格的。すっと線を引いたようなピンク色のソースが、どの料理にもアクセント入っていて、その酸味がとてもおいしい。ここは穴場だ。ラーメン屋ばかり回っていたが、結構お薦めのお店である。町中にはやたら飛騨牛のお店も増えている。看板が以前はなかったほど目立つのだ。ご夫婦でやってるこのレストランは、雰囲気も応対も、とてもフレンドリーで、かつ適度な距離感がある。感じのいいお店である。また、来たいものである。ランチのお値段はリーズナブルで、お得感がいっぱい。今回の旅は、当たりの連続である。

前菜です

前菜です

主菜です

主菜です

途中で「ぬれかり餅」を!

高山を出たのは、午後1時を回っていた。昨晩食べたラーメン屋の前は長蛇の列である。30人以上は並んでいる。思うに日本人は並ぶのが好きな人種だ。いや、ネットの評判や、旅行雑誌が好きなのかもしれない。他のお店はまるでがらがらだ。何がそんなに違うのか? よくわからない。

途中で、板蔵ラーメンの工場へ立ち寄り、ラーメンを買った。けど、実はお目当ては、ラーメンではない。高山ラーメンは、すでに沢山買った。お目当ては、このラーメン工場の広大な敷地にあるお店である。それも正面にある馬鹿でかい店屋ではなく、脇に並ぶ別棟の方だ。ここのぬれかり餅が、何ともおいしい。醤油味がしみて、絶妙の甘さが舌に心地よい。普通の醤油煎餅とはひと味もふた味も違う。そこで4袋も買ってしまった。東京のぬれかり餅とも違い、ぱりっとしてホント香ばしい。お薦めである。実は高山市内に「手焼煎餅堂」というお店があるのだが、そことの関係がよくわからない。こちらは割れ煎餅というか、おかきというか、お得感いっぱい!

ここのぬれかり餅は最高

ここのぬれかり餅は最高

製造者の「オリジナル」って? 住所は板蔵ラーメン、つまりここなんだけど

製造者の「オリジナル」って? 住所は板蔵ラーメン、つまりここなんだけど

そして、新平湯

奥飛騨温泉郷は、好きな温泉の一つである。一言で奥飛騨と言っても、やたら広い。新穂高温泉には二度、その手前の中尾温泉には一度、栃尾温泉・福地温泉・焼岳温泉も一度ずつ。平湯温泉は4,5回。そして、今回初めて新平湯へ。う~~ん。こうやってみると、結構行ってるんだ。

新平湯は、奥飛騨温泉郷の中では、もっとも特徴が無く、というか、国道沿いに民宿が点在しているため、あまりぱっとしないのである。気がついてみたら通り過ぎていた。そんな感じである。福地温泉が中では、結構人気である。少し奥まった所で、雰囲気がある。民話の里、とも呼ばれているし、お宿もそれなりにこだわりがあるところが多い。その分、お値段もいい料金だが・・・。

さて、新平湯は、「百姓座敷の宿 藤屋」に泊まった。温泉の評判と食べ物の評判。いずれもJalanでそこそこの評価だった。値段の割に、お得な所を探すのが趣味である。結果、温泉はゆっくり、露天風呂も最高。いい旅になった。部屋に贅沢は言えないが、まあ寝てしまえば、どこも一緒。

夕食はこんな感じです

夕食はこんな感じです

お鍋は、熊肉。鴨肉、地鶏から選べます

お鍋は、熊肉。鴨肉、地鶏から選べます