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02.僕が縄文時代を好きな訳

zatuwa2 先日僕の入っている百万石ロータリーで不思議なアンケートがあった。「生まれ変わるとしたら、何になりたいですか?」う~ん!これは結構難しい質問である。悩んだ結果、僕は更に不思議な回答を提出するに至った。
生まれ変われるなら縄文人・・・おそらく質問の趣旨から外れた回答であったに違いない。それでもその答えが今の僕の気持ちに最も近い物だった。そう、縄文時代は僕にとって憧れの時代なのだ。何故?
新聞、テレビ、インターネット・・そこに並ぶ最新の話題はどうだろう。戦争、テロ、虐殺・・この時代は一体何なのだ。自分の傷は声高に主張するのに他人の傷にはまるで無頓着だ。いつから世界はこうなったのだ。
千年前は平安時代、二千年前はもう弥生時代だ。日本史に出てくる大量の情報と受験知識はこのわずかな期間がすべてだと言ってよい。そして、弥生時代から、現代まで幾多の戦争があったろうか。
考えてもみてほしい。その弥生に先立つ一万年、日本は平和で、心豊かな時代だった。おそらく世界史の中でも最も長く平和を享受した稀有な地域であったと断言できる。僕は軍隊という物が本質的に嫌いである。外国へ旅する時に銃を手にした兵士を見ると、体を震えが走る。恐怖は人の心を萎縮させ、言葉を縛る。
今日本の中には憲法を語り、九条をめぐる様々な論争がある。意見が多様であること自体はとても大切なことだと思う。ただそうした議論の度に思うのは日本人は議論の以前にもっと過去の事実を知るべきだ、知る努力をすべきだということだ。頭の中と書物の中だけで物を考えるのはとても危険だ。沖縄を、広島を、東京を・・・無論中国を初めとするアジアも含めて・・。たとえ、その場に居合わせなくとも、あの地獄を体験した方々の話を聞く度に胸が詰まる。人は武器を正義の道具として使えるほど決して賢くはない。一旦暴力が紐解かれたとき、そこに繰り広げられるのはアフガニスタンであり、イラクの現実だ。
アメリカで銃による殺人事件が引き起こされる度に、日本人はこう言う。「どうして銃を取り締まらないのか。愚かな国だ」と。多くの日本人は自由に銃を持つことと、銃を規制することと、どちらがより安全であるか、感覚的に理解しているからだ。
同じ事がより大きな世界の軍事力の話になると、その感覚がいつの間にかどこかへ飛んでいってしまう。戦後世界は平和になったろうか。二十世紀は戦争の世紀であり、第二次大戦後も十年ごとに大きな局地戦争が繰り返されている。世界最大の大量破壊兵器保有国はアメリカであり、十年ごとに繰り返される戦争に必ず登場してくるのも又アメリカだ。そんなことを考えていると、僕は縄文時代に逃げ出したくなるのだ。

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