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③古き良き沖縄、竹富島

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竹富島

竹富珊瑚塀

  八重山諸島は実に多くの島から成っている。日本最西端の与那国島、有人最南端の波照間島、牛に出会っても人には滅多に会わない黒島。有名所としては西表島、由布島、竹富島、そして小浜島がある。観光客は後の四島を巡るのが最も一般的である。離島ツアーの人気No1というやつだ。ちなみにNHKちゅらさんの舞台が小浜島だ。小浜島が最も特徴がなく、山と海を備えたどこにでもある日本の小島そのものだ。小浜島には「はいむるぶし」と言う超有名なリゾート宿泊施設があり、食事・買い物・マリンレジャー・散策すべてがその広大なエリアで完結する。まあ、外へ出ても何もない。
 八重山の島々の魅力は一言で言うと、それぞれの島が個性的であり、驚くほど異なる世界を持っていることだ。それ故に訪れる旅人は飽くことを知らず、来る度に新しい八重山を発見する。その中でも私の最も好きな島、竹富島についてお話しするとしよう。
 竹富島は、いたって小さな島だ。石垣島の目と鼻の先にあって、多少海が荒れてもお出かけできる。人口もわずか350人足らず、面積は5.42㎢と石垣島の40分の1に満たない。能登島と較べても10分の1強足らず。だが一方で、この島ほど八重山らしい、否沖縄らしい島は他にない。独特の赤瓦に覆われた家並み、珊瑚で固められた塀、中でも珊瑚砂が敷き詰められた集落の道路が白く輝いて、ひたすらに美しい。小さくて大きな島が竹富島だ。
 島に渡ると、港にはお出迎えのバスがひしめく。時間のある方は、ボートに乗って珊瑚礁の海底を見学するのも楽しい。だが、コロが皆さんに絶対に足を運んでほしいと思うのは、港のすぐ横にある「竹富島ビジターセンター、ゆがふ館」だ。今年二月再訪した時は、気まま旅だったので、ゆっくり立ち寄れた。ホント幸せな時間だった。八重山の歴史の紹介、生活用具の展示、ビデオ上映など盛り沢山だが、一番気に入ったのは民話の語りである。ボタンを押すとヘッドフォンから、おばーのゆったりとした語りが聞こえてくる。島言葉で紡がれる言葉の流れに心が癒される。気がつくと、島時間に同期している自分に気付く。ここは、はまる。
 集落の中を歩くと、そこここで水牛車に出会う。元々島にあった乗り物ではなく、台湾から輸入されたものだと言う。その水牛の歩く姿がこれまた何とも言えない。珊瑚の塀には、ブーゲンビリアが咲き誇り、一年中枯れることを知らない。不思議な季節感だ。
 カイジ浜は、別名星砂の浜と呼ばれ、訪問客が必ず立ち寄る場所だ。まぶしいほどに白い砂の中に、人々は小さい星砂を探す。実は原生生物、有孔虫の殻がその正体だが、肉眼で視認できる限界の大きさのそれを見つけた時は事の他、うれしい。このカイジ浜は、漢字では「皆治浜」と記される。浜の入り口に、蔵元跡という史跡があるのだが、ここは琉球時代、八重山全体を統治していた役所と年貢の倉があった場所だ。そこまで聞くと、皆治浜(皆を治める浜)の意味が初めて分かる。やはり、竹富島は大きな島だ。でも警察官は一人もいない。行きたくなったでしょ! あー、「安里屋ユンタ」の話、書くの忘れた。

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