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④最後の秘境、西表島

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浦内川

西表島浦内川にて

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西表島マップ

 「イリオモテ」というフレーズ、今まで何度も耳にした気がする。耳慣れた言葉なのだが、頭の中で検索をかけても「イリオモテヤマネコ」しか出てこない。そう、行ってみて初めて分かった。日本最後の秘境、こんな日本離れした場所はない。
西表島は沖縄本島に次ぐ広さを誇り、面積では石垣・宮古を上回る。だが、人口はわずか2,300人あまり(石垣島は48,000人)。どんな島か、想像できます? この島はまるでジャングルだ。人の住む地域は海岸線のごく一部、道路もその地域を結ぶだけで島内を一周できるわけではない。西部の集落には、船でしか渡れない地区もある。中央はマングローブと亜熱帯林に覆われ、分け入るには徒歩か、あるいは川を上る小舟に頼る。それ故、数々の貴重な動植物がここには残っている。その代表格が「イリオモテヤマネコ」だ。  

 さて、この島の楽しみ方だが、もう自然にどっぷり浸かること。それっきゃない。マリンレジャーは無論だが、ここではむしろ豊富な水路を利用したプランが一般的だ。マングローブの中をカヤックやカヌーで漕ぎ分けていく。周囲は、何もかもが新鮮だ。見たこともない果実を付けた木々。水辺で遊ぶ鳥たち、マングローブの底をのそのそ歩く小さな蟹、時々顔を見せる小エビ。老若男女を問わず、時間を忘れてこの島と同化している。百聞は一見にしかず、この感覚は肌で感じる以外ない。
 もう一つはトレッキング。案内人に連れられ、高低差のある山岳の細道を辿る。突然視界が広がり、目の前に手つかずの滝が水しぶきを上げている。島内最大の川、浦内川から奥地を目指すツアーは山、谷、滝、洞窟と続く神秘の世界だ。今年二月、二度目の八重山。実はここを訪れる予定だったが、何と海が荒れて、敢え無くおじゃん。来年三度目の正直に挑戦する。
 最後に由布島について少し・・。島の東岸、西表島でも最も観光地化された場所。干潟の先に小さな島がある。本当に小さい。この干潟を水牛車で渡る。八重山では水牛車はこの干潟と竹富島で目にすることが出来る。由布島だが、かって津波被害で壊滅的打撃を受けた。島民はほとんど島を離れたが、最後に残った夫婦が執念で、この島を植物の楽園に作り替えた。今は一年中花と蝶にあふれる場所となっている。西表島のもう一つの顔と言える。そうそう、土産を買える数少ない場所でもある。水牛車に乗って、干潟を渡る風を感じる。左右にゆっくりゆっくり体が揺れる。三線の音色と島唄が何とも心地よい。旅人は心奪われ、この島の虜になる。

 

 

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